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『脱・呪縛』鎌田實先生著(理論社)
表紙と挿絵を描きました。

初めて原稿を読ませていただいた時、
鎌田先生の大切な言葉が沢山書かれていて
中高生の子たちにとって、
必要な一冊だなと感じました。

私は中高生時代
かなりしんどかったので
その頃読みたかったなぁ…。

なんとなくわかっている事でも
きちんと言葉にして
言ってもらえるのは
心強いですね。

特に印象に残っているのは、
男の子女の子という境目は
自然界では実はあいまいだという所。

なので
表紙の毛がもわもわしした子は
男の子か女の子か、
どちらにも捉えてもらえるような
生命体を描きました。

本をまるごと一冊読むのは
なかなかエネルギーがいることです。

それでも鎌田先生の
優しく力強い言葉が少しでも、
辛い思いをしていたり
悩んでいる誰かに届きますようにと願っています。

ゆっくりじんわり広く伝わって行きますように。

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